李杜軒 | 李杜軒

李 杜軒(リー・トゥーシェン、1988年4月21日 - )は、台湾中華民国台北市出身のプロ野球選手内野手)。右投げ右打ち。

台湾出身であるが、日本の高校に3年間在籍したため外国人枠から外れ、日本人選手扱いとなっている。

 

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

1988年4月21日台湾で生まれた[1]。福林国小学校入学と同時に野球部へ入部し、「毎日、試合に出たい」という理由で内野手を希望した。6年生の時に全国選抜大会で優勝し、福岡ドームで開催されたアジア杯少年野球大会のチャイニーズタイペイ代表に選出され、3位の成績を残した[1]。二重国中1年時には台北市代表に選出されて全国大会に出場し、優勝技能賞を獲得した[1]

衛星放送で見た甲子園に憧れ、「世界を見せたい」という父の教育方針から語学留学が実現し、岡山県共生高等学校に一般の留学生として進学した[2][1]。入学後から試合に出場し、1年春から三塁のレギュラーとなり、後に遊撃手に定着[3]、夏の県大会までに10本塁打を記録、1年生大会では1試合に3本塁打を左、中、右と打ち分けた[1]。2年秋までに47本塁打を放って有名になり、練習試合でも勝負を避けられる場面が増えた[3]。しかし甲子園出場は叶わず、1年秋の県大会ベスト8止まりで、3年夏も県大会3回戦で敗退した[4]。また、在学中に日本語検定3級を取得した[1]

2006年9月25日の2006年のドラフト会議福岡ソフトバンクホークスから高校生ドラフト4巡目で指名され、12月10日に入団会見を行い、背番号は45に決まった[5]

プロ入り後[編集]

2007年

一軍出場は無く、ウエスタン・リーグ公式戦に二塁手三塁手として30試合出場し、51打数で2本塁打、打率.255だった。

2008年

二軍暮らしに終わり、公式戦53試合に出場したが打率.189と打撃不振に陥った。この年から一塁手でも出場するようになった。

2009年

第2回WBCの台湾代表候補に選ばれ[6]、2月には春季キャンプを離れてオーストラリアで行われた合宿に参加したが[7]、最終メンバーからは漏れた[8][9]。7月23日に札幌ドームで行われたフレッシュオールスターゲームに7回から代打として出場し三塁手として守備についた[10]。二軍ではわずかに試合数、打席数を伸ばした。

2010年

二軍では86試合、301打席と出場機会を大幅に増やして規定打席に到達し[11]、打率.289(リーグ4位)、9本塁打(リーグ5位タイ)、47打点(リーグ2位)の成績を残した[12]。同年は外野手にも挑戦した[13]

11月12日から11月27日まで中国広州で行われた第16回アジア競技大会で台湾代表に選出された[14]。11月14日の対パキスタン代表戦で途中出場[15]、11月15日第3戦の対香港代表戦では8番左翼手で先発出場した[16]。また、代表となったことで兵役も免除された[3]

2011年

二軍では98試合、360打席とレギュラーに定着し、二塁手として規定試合数をクリアし[17]、打率.298(リーグ3位)、46打点(リーグ3位)の成績を残した[18]

2012年

6月22日に初めて一軍選手登録され、同日の対北海道日本ハムファイターズ戦で8番一塁手として先発起用され一軍プロ入り初出場を果たしたが3打数無安打だった[19]。翌日6月23日の同カードでも7番で先発出場し、3打席目の6回一死一二塁の場面で、代わったばかりの乾真大の直球を逆方向に弾き返すライト線タイムリ二塁打を放ち、これがプロ初安打、初打点となった[20][21]。8回にも四球で出塁して生還し、逆転勝利へ貢献した。しかし続けて起用はされることなく6月28日に二軍降格となった。7月17日に再昇格すると、7月18日の対オリックス・バファローズ戦の8回二死無走者の場面でプロ初の代打起用されると、高宮和也のシンカーをレフトスタンドへ打ち返し、プロ初本塁打を記録した[22][23][24]。続けて代打起用され、7月25日には武田勝からレフト前ヒット[25]、7月26日には八木智哉からフェンス直撃の二塁打を放って3試合連続で結果を出した[26][27]。翌日の7月27日の対千葉ロッテマリーンズ戦で2番で先発起用されたが、2回裏の悪送球エラーが失点に繋がり、6回に二塁打で1打点を挙げたが及ばずチームは3連敗を喫した[28]。以後9試合に出場したが16打数1安打と不振で8月25日に二軍へ降格し、そのままシーズンを終えた。最終的に先発出場は8試合に終わったが、代打では7打席6打数4安打1本塁打1打点で打率.667、出塁率.714を残した。

10月6日のファーム日本選手権に代打として出場したが無安打に終わった[29]。10月30日に第3回WBC予選のチャイニーズタイペイ代表への選出が発表された[30][31]。11月には、第3回WBC予選前にキューバ代表との国際親善試合であるサンダーシリーズのチャイニーズタイペイ代表に選出されている[32]。第3回WBC予選では、11月15日から行われた予選ラウンドに参加し、11月15日の対ニュージーランド代表戦では三塁手で途中出場 [33]、11月16日の対フィリピン代表戦では7回から途中出場し、二塁打で出塁して生還したが、裏の守備で失策して先頭打者を出塁させた[34]。11月18日のニュージーランドとの本選進出決定戦では7回に代走から途中出場して得点を挙げ予選突破に貢献した[35]

2013年

WBC本選の最終メンバーから漏れたため[36]、3月2日から行われた第3回WBC1次リーグ第1ラウンド第2ラウンドでの出場は無かった[37]

レギュラーシーズンでは打撃不振のウィリー・モー・ペーニャに代わって5月9日に一軍へ昇格し、同日の対オリックス戦で7番指名打者として先発起用され、4回二死満塁の場面で左腕・海田智行から同点タイムリーを放った[38]。5月18日の対阪神タイガース戦では二塁手として初めて先発起用され、初回の第1打席で左腕・小嶋達也から安打、3回第2打席でも小嶋からツーランホームランを放って、自身初のマルチヒットを達成した[39][40]。5月26日の対東京ヤクルトスワローズ戦では吉村裕基との1・2番コンビを組み、初回に先制に繋がる犠打、3回に追加点となる二塁打、5回にも安打と活躍した[41]交流戦では交代制の1、2番に組み込まれ13試合で23打数7安打2本塁打5打点、打率.304を残し、球団4度目の交流戦優勝に貢献した[42]。7月3日に二軍降格となるが7月24日に再昇格し、そのまま一軍でシーズン終了を迎えた。最終的に18試合に先発出場した。代打ではチーム2位の25試合で起用され、20打数4安打で打率.200、1打点、出塁率.360を残した。また同年は対右投手には8打数無安打、対左投手には64打席53打数18安打3本塁打で打率.340と極端な成績を残し[43]、先発起用も左投手相手の日に限られた[3]

11月には、台湾で開催された「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」のチャイニーズタイペイ代表に選出された[44]。全3試合に出場した[45]。11月9日には8回から代打で出場してNTT東日本硬式野球部所属の高木伴(現・オリックス)からタイムリー打を放った[46][47]。2試合先発出場で一塁、二塁、三塁を守り1失策、5打数1安打1打点1得点1四球だった。

2014年

5月21日に一軍へ昇格したが5試合で先発出場2試合、9打数1安打と打撃不振により6月1日に二軍降格となりそのままシーズンを終えた。

10月4日に行われたファーム日本選手権の対千葉ロッテマリーンズ戦で黒沢翔太から勝ち越しソロ本塁打を放ち[48][49]、優秀選手賞と本塁打賞を獲得した[50]

2015年

開幕前に左脇腹を傷めて出遅れ、4月8日の二軍対三軍の練習試合で実戦復帰したが、4月11日のウエスタン・リーグ対広島戦の守備の際に右肩を脱臼して再びリハビリとなったが、10月4日、戦力外通告を受けた[51]

11月13日、育成選手として再契約したことが発表された[52]

2016年

10月22日、球団から戦力外通告を受けた[53]。10月31日、自由契約公示された[54]。11月28日から台湾で行われているアジア・ウィンター・リーグには、台湾アマチュアチームの一員として参加している[55]

 

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